月別アーカイブ: 2010年10月

ATX電源を入れ替えてみた

サーバの消費電力の削減のため、Celeron D 315 で運用している NetBSD サーバの HDD を 3.5インチ IDE から 2.5インチ STA のものに入れ替えた。約10W程度低下。ところが、interface CRC error がしばしば発生し、ハングアップするようになってしまった。

マザーボードが GA-8VM800M と古いものなので STA の HDD だと満足に動かないのかもしれない。AHCI とかないし。(今調べたら VT8237R は SATA2 300MB/s で動かないらしい。HDD 側の設定を変えないといけな場合があるそうだ)

いい機会なので、システムを入れ替えることにした。スペックはそれほど要求されないので省電力を意識して Core i3-530 で組んでみた。マザーボードは ZOTAC H55MAT-A-E。メモリも DDR3 になるので入れ替えだ。

ところが期待するほどの低消費電力になっていない。アイドル時で 62W程度。5W位は減ったのかな。構成は以下のとおり。ネットで見られる事例と比較すると、もっと下がって良いような気がする。

  • ZOTAC H55MAT-A-E
  • Intel Core i3-530
  • CFD ELIXIR W3U1333Q-1G (DDR3 PC3-10600 CL9 1GB x2)
  • Intel Pro/1000 MT Desktop Adapter (32bit PCI 1000BASE-T)
  • Western Digital WD6400BEVT (2.5-inch 640GB SATA 3Gb/s 8MB Cache 5400RPM)
  • Western Digital WD10EADS (3.5-inch 1TB SATA 3Gb/s 32MB Cache 5400RPM)

他に影響しそうなのは電源くらいである。最近は 80PLUS とかいうのがブームらしいので、電源を入れ替えることにした。とはいえ、ショップで見られる 80PLUS の電源は 400W 以上で、500W~800Wくらいが主流のようである。低出力の電源で 80PLUS のはなさそうだし、そもそも店に置いていなかったりする。

そんな状況で、なるべく低出力で、かつ 80PLUS のものを探してみたところ、
Antec の EA-380D Green とかいうのがあった。380W で 80PLUS Bronze。値段はそこそこするが、やむをえない。

入れ替えると 62W→52W という結果。電源だけで結構違う。というか、元の電源はこんなにも効率が悪かったのか。新しい方の効率が仮に 80% とすると古い方は 67% くらい? 電源重要だな。

  • 新 Antec EA-380D Green (380W ATX12V v2.3 80PLUS Bronze)
  • 旧 TORICA SEI3-400 (470W ATX v2.03)

NetBSD 5.1_RC3 -> 5.1_RC4

Atom マザー (AT5NM10-I) で組んだ NetBSD サーバ。順調に動いているとばかり思っていたら、実はときどき再起動していることに気がついた。

panic とかになっていなくていきなり再起動しているので、たまたま再起動の現場に居合わせるまで気がつかなかった。daily output をよくみれば、uptime が途切れている。2週間ぐらいなんともないときもある。原因不明だが、落ちた時の稼働状況から、なんとなく、ネットワーク周りが怪しい気がする。

とりあえず、NetBSD 5.1_RC4 が出ているので、update して様子をみることにする。

update の手順は、公式ドキュメントの Updating a stable NetBSD release
および
Chapter 33. Updating an existing system from sources
に従って行った。

$ cd /home/NetBSD/src
$ cvs update -PdAC -r netbsd-5-1-RC4
$ ./build.sh -O ../obj -T ../tools -U distribution
$ ./build.sh -O ../obj -T ../tools kernel=<KERNEL>
$ sudo mv /netbsd /netbsd.old
$ sudo cp -p /home/NetBSD/obj/sys/arch/i386/compile/<KERNEL>/netbsd /
$ sudo chown root /netbsd
$ sudo shutdown -r now
...
$ cd /home/NetBSD/src
$ sudo ./build.sh -O ../obj -T ../tools -U install=/
$ sudo /usr/sbin/etcupdate -s /home/NetBSD/src
$ sudo /usr/sbin/postinstall -s /home/NetBSD/src -d / fix fontconfig motd
$ sudo shutdown -r now

カーネルのインストールは、通常、カーネルがコンパイルされたディレクトリで make install するものだと思うが、今回はコンパイルした環境とインストールする環境が異なり、Makefile に埋め込まれたディレクトリがインストール環境と異なって make install が動作しなかった。公式ドキュメントでも mv でインストールしているので cp -p でインストールする。

最後の方の postinstall はその前の etcupdate の実行後に表示された指示に従った。fontconfig の fix はエラーになったが、これは 5.1_RC3 を sysinst でインストールしたときに X も一緒にインストールしたのに、今回の update では X を入れなかったせいだと思うので、/etc/fontconfig をまるごと削除して対応した。

これでしばらく様子見である。安定してくれると良いのだが。