サーバの消費電力の削減のため、Celeron D 315 で運用している NetBSD サーバの HDD を 3.5インチ IDE から 2.5インチ STA のものに入れ替えた。約10W程度低下。ところが、interface CRC error がしばしば発生し、ハングアップするようになってしまった。
マザーボードが GA-8VM800M と古いものなので STA の HDD だと満足に動かないのかもしれない。AHCI とかないし。(今調べたら VT8237R は SATA2 300MB/s で動かないらしい。HDD 側の設定を変えないといけな場合があるそうだ)
いい機会なので、システムを入れ替えることにした。スペックはそれほど要求されないので省電力を意識して Core i3-530 で組んでみた。マザーボードは ZOTAC H55MAT-A-E。メモリも DDR3 になるので入れ替えだ。
ところが期待するほどの低消費電力になっていない。アイドル時で 62W程度。5W位は減ったのかな。構成は以下のとおり。ネットで見られる事例と比較すると、もっと下がって良いような気がする。
- ZOTAC H55MAT-A-E
- Intel Core i3-530
- CFD ELIXIR W3U1333Q-1G (DDR3 PC3-10600 CL9 1GB x2)
- Intel Pro/1000 MT Desktop Adapter (32bit PCI 1000BASE-T)
- Western Digital WD6400BEVT (2.5-inch 640GB SATA 3Gb/s 8MB Cache 5400RPM)
- Western Digital WD10EADS (3.5-inch 1TB SATA 3Gb/s 32MB Cache 5400RPM)
他に影響しそうなのは電源くらいである。最近は 80PLUS とかいうのがブームらしいので、電源を入れ替えることにした。とはいえ、ショップで見られる 80PLUS の電源は 400W 以上で、500W~800Wくらいが主流のようである。低出力の電源で 80PLUS のはなさそうだし、そもそも店に置いていなかったりする。
そんな状況で、なるべく低出力で、かつ 80PLUS のものを探してみたところ、
Antec の EA-380D Green とかいうのがあった。380W で 80PLUS Bronze。値段はそこそこするが、やむをえない。
入れ替えると 62W→52W という結果。電源だけで結構違う。というか、元の電源はこんなにも効率が悪かったのか。新しい方の効率が仮に 80% とすると古い方は 67% くらい? 電源重要だな。
- 新 Antec EA-380D Green (380W ATX12V v2.3 80PLUS Bronze)
- 旧 TORICA SEI3-400 (470W ATX v2.03)