メールサーバ設定のデバッグ

昔と違って、SMTP (“Simple” Mail Transfer Protocol) も複雑になったので、telnet などを使ってメールプロトコルを直接入力するのは大変である。設定のテストなどもメールクライアントなどを使うことになるので、必要なデバッグ情報を得るための設定をメモしておく。

Postfix でプロトコルのやりとりなどを記録するためには、main.cf に debug_peer_list を追加し、デバッグの対象としたいクライアントやサーバを指定する。指定にはホスト名やIPアドレスのパターンが使用できる。ログの冗長度は debug_peer_level で指定でき、デフォルトは 2 となっている。

debug_peer_list = 192.168.0.0/24
debug_peer_level = 2

Thunderbird でプロトコルのやりとりなどを記録するためには、環境変数 NSPR_LOG_MODULES と NSPR_LOG_FILE を指定して Thunderbird を実行する。たとえば、SMTP に関するログを記録するには、コマンドプロンプトから次のように実行すればよい。

C:\> set NSPR_LOG_MODULES=SMTP:5
C:\> set NSPR_LOG_FILE=d:\smtp.log
C:\> "c:\Program Files\Mozilla Thunderbird\thunderbird.exe"

NSPR_LOG_MODULES は、取得したいログの種類とレベルを指定する。ログの種類はSession logging for mail/news – MozillaZine Knowledge Base によれば、以下が使用できる。また、カンマ区切りで複数の種類を同時に指定できる。

POP3 	For getting mail
IMAP 	For getting mail
SMTP 	For sending mail
NNTP 	For usenet news
HTTP 	For RSS feeds
LDAP 	For address books

最近では、アンチウィルスソフトなどが通信に介入するケースも有るようなので、サーバのログtoとクライアントのログが一致しない場合には、パケットをモニタする必要もあるだろう。

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