Postfix の sender_dependent_default_transport_maps

Postfix の sender_dependent_default_transport_maps は、エンベロープの送信者アドレスによって、メールの配送先を選択する仕組みである。Postfix 2.7 以降で導入されている。

sender_dependent_default_transport_maps で指定したテーブルに送信者アドレスがマッチすると、マッチした行で指定された transport:netxthop が配送に使用される。

では、たとえば、送信者アドレスがテーブルにマッチするケースで受信者がローカルの場合はどうなるのだろうか。

これは、期待通りに動作する。つまり、受信者がローカルの場合はローカルに配送される。

postconf(5) によれば、sender_dependent_default_transport_maps は default_transport の設定を再定義する(override)。そして、default_transport は 受信者のアドレスが $mydestination, $inet_interfaces, $proxy_interfaces, $virtual_alias_domains, $virtual_mailbox_domains, $relay_domains にマッチしない場合に使用されるものであるから、受信者がローカルの場合は $mydestination にマッチし、default_transport は使用されない。つまり、sender_dependent_transport_maps も使用されない事になる。

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